エコキュートの費用と相場は?価格はどんなものか?
エコキュート交換の費用と相場は?
「40~50万円」の価格帯が全体の半数以上を占め、ほぼ金額に差はありませんが、タンクの形状、「フルオート」、「オート」、「給湯専用」といった給湯スタイル、「メーカー独自の便利機能や快適機能」によって少々金額は変動します。
上位グレードの「50万円」になるとさらに使いやすく、便利になるプレミアム機能を搭載したタイプや、人数が多い家庭向けの大容量タイプといった特殊仕様になります。
逆に「~40万円」では、お湯を沸かすというシンプルな機能にしぼった給湯専用タイプが選ばれています。
50万円以上の予算でエコキュート交換した場合
プレミアム、ハイグレードタイプといったパワーの強い高圧給湯はもちろんのこと、各メーカーいちおしの機能を搭載していますので、普段のお風呂を少しでも豊かに・便利にしたいという方に選ばれています。また、人数の多いファミリー向けの550Lクラスを選ばれる方も多く、たっぷりの湯量を気にせず使いたいという方にオススメです。
三菱エコキュートSRT-S554Uの例
古い電気温水器からエコキュートに変わり、湯量が大幅にアップ。
結構光熱費がかかるのが悩みのタネであり、長年使ってきた電気温水器が寿命だったこともありに交換すると湯量が以前と全然違い、ここまで気持ちよく湯量を気にせずにお湯が出てくれるのかと驚くほど。
そして何より月々の光熱費が安くなり、バブルおそうじのおかげで配管の掃除も手間もなくなります。
予算40~50万円のエコキュート交換
容量が370Lクラス、460Lクラスで標準機能を搭載したタイプが主流です。この価格帯はラインアップも豊富で、メーカーによっては高機能の上位機種を用意しています。各メーカーが力を入れる快適機能もさまざまあり、ご家庭にあった機能を見つけることができるでしょう。いつもよりもちょっといいお風呂をお求めの方にオススメです。
予算40万円未満の格安エコキュート交換
ご家族の人数が少ない方はこの金額で収まります。もちろん多くの機能がついているものもあります。また、お湯を沸かせるだけでいいという方には「給湯専用」もあります。デメリットとしては沸かし直し、いわゆる追い焚きができないことですが、お湯はりだけで一度に入る方、沸かし直しは不要でシンプルなものを選びたいという方にはオススメです。自動でお湯はりができる機種もあります。
費用と相場から見る、エコキュート交換時の価格を整理すると?
設置場所と容量でから、メーカーの独自機能と価格を比較検討するべし
エコキュートを選ぶ際に気をつけたいのは設置場所と容量です。
タンクを設置する十分なスペースを確保できない場合、設置可能な製品の種類は限られます。
まずはご自宅の設置場所を確認しましょう。また、容量も重要ポイントです。ご家族の人数が多ければ使用する湯量も増えるでしょう。家族構成やライフスタイルを考慮すると必須条件が明確になります。さらに便利に快適に使いたい方は、各メーカーの独自機能と価格を照らし合わせ検討しましょう。
エコキュート本体以外に発生する費用として考えられるのは基礎工事費です。エコキュートからエコキュートに交換する場合は既設の土台を利用できますが、新しくエコキュートを設置する場合や土台の破損などで利用できない場合は基礎工事が必要です。土台にはコンクリートを流し込んで作るものや簡易な既製品があり、工期と費用に差が出てきます。基礎工事が必要な場合は、その分も計算に入れておきましょう。