エコキュートとは?
エコキュートとは
正式名称は「自然冷媒ヒートポンプ給湯機」という。「エコキュート」の名称は、日本の電力会社・給湯機メーカーが使用している愛称で関西電力の登録商標である。デンソーなどの基本特許を基に、2001年4月、コロナが世界で初めて発売した。翌2002年に前年平成13年度分としてコロナを含む複数の企業などに同時に省エネ大賞の経済産業大臣賞が授与された。市場全体での累計出荷台数は2007年9月に100万台、2009年10月には200万台を突破した。2014年1月には、400万台が普及。
一方で、ヒートポンプの低周波騒音による近隣への健康被害も公的機関や報道で取り上げられ、訴訟に発展したケースもあり、エコキュートに限らずヒートポンプを使用する各種のエコシステムの設置位置には、十分な検討が必要である。
エコキュートの仕組み
ヒートポンプユニットと貯湯タンクで構成される。ヒートポンプユニットのコンプレッサーは圧力が10MPaを超える高圧であるため、2重構造の2段圧縮となっている。1段目の圧縮吐出圧力が2段目の圧縮部の外殻に加わり、圧力で押さえ込む構造となっている。
冷媒に二酸化炭素 (CO2、R744) を用いる。ファンを回転させ外気をヒートポンプ内に取込み、ユニット内のCO2を暖める。ここではより高温の外気から熱交換器を介してより低温の冷媒を暖める。すなわち外気の熱エネルギーを冷媒に取り込む。
暖められたCO2を圧縮機に送り圧縮することで、約90℃の高温にする。
この高温になったCO2を別の熱交換器を介してタンクの水を温める。すなわち冷媒の熱エネルギーを水に転移し湯とする。
その後CO2を膨張弁にかけて膨張させ低温にする。この後、1.の段階に循環する。
ファンを回転させることを除けば、基本的に圧縮機駆動に電力が使われるのみであり、外気の熱を汲み上げるという意味からヒートポンプと呼ばれる。通常の電熱機器より発熱の効率が3倍から5倍良好だが、外気温が下がると能率が低下し他熱源とのコストメリットが低下する特徴がある。
エコキュートのメリット
- 従来のガス給湯器などと比較すると、深夜電力を使うため給湯にかかる光熱費が安い
- 断水時には、タンク内の水が非常用水として利用できる
- 停電時でもタンク内の水(お湯)は非常用取水栓から取出すことができる
エコキュートのデメリット
- 深夜に大量の水を、貯めておく仕組で、冬は効率が低下する場合がある
- 施工方法によっては、低周波音が長時間出るため、近所と騒音トラブルになることがある
- 家族構成や季節など、使い方によっては頻繁にお湯切れがある
エコキュートおススメメーカー
パナソニック
パナソニック株式会社 Panasonic 自然冷媒(CO2)ヒートポンプ給湯機・パナソニック エコキュートのページです。
三菱電機
三菱 エコキュート(自然冷媒CO2ヒートポンプ給湯機)のページです。2つのマイクロバブル機能「バブルおそうじ」「ホットあわー」がさらに進化。三菱 エコキュートでひとつ上のスマート給湯ライフ。
日立
日立の家庭用エコキュート(ヒートポンプ給湯機(きゅうとうき)に関する情報をご紹介するページです。商品の機能やシステムに関する詳しい情報、寸法図などをご覧いただけます。
ダイキン
ダイキンエコキュートのご紹介です。ダイキンの給湯機はタッチで簡単、パワフル高圧で快適!空調専門メーカーのダイキンなら、お客様のご要望に合わせたエコキュートが見つかります。
コロナ
コロナのエコキュート(ヒートポンブ給湯機)は省エネ・快適・便利。様々なニーズに合わせた豊富なラインナップが魅力です。
エコキュート激安革命
オール電化(エコキュート)の取り付け・交換工事、他社様のお見積りに徹底対抗!パナソニック、三菱電機、ダイキン、日立など有名メーカーの現行モデルがラインナップ。ガス給湯器からの新規工事、または電器温水器やエコキュートからの取り替え工事も
エコキュートのおススメサイト